ようやくコロナも収束に向かいつつあるようなので、そろそろボディメイクの話を再開していきたいと思います。
長引く外出自粛生活で「コロナ太りした」という方もいれば、「キープできてます!」という方、逆に痩せたという方も。
ちなみに当サロンに通われる方から「コロナ太りした」という話はほとんど聞きません。
外出自粛で外を歩くことまでやめてしまった方から、太ってきたと相談を受けたことは何度かありますが、ウォーキングを再開したらまたすぐ痩せてきたようです。
「ダイエット」という意識があると、どうしても「コロナ太り」しやすくなります。
ダイエットから「ボディメイク」に気持ちが切り替わると「コロナ太り」といった太り方はしなくなります。
ダイエットとボディメイクの違いとは?
あらためて、ダイエットとボディメイクは何が違うのか?という話をしますね。
人によっては、ダイエットとボディメイクを同じようにとらえていることもありますし、
ボディメイクを、単なるトレーニングととらえている人もいます。
じつは、ダイエットとボディメイクはまるで違います!
真逆、といってもいいくらい。
わかりやすい例をあげてみます。
たとえば、ウォーキング。
昨日、ウォーキングしている女性を見かけましたが、姿勢を正して、手を大きく振って、いかにも
「ダイエットのために歩いている」
と感じるような歩き方でした。
「ダイエットのために歩いてる」と思われるのが嫌で歩かない、という方は意外に多いもの。
この「いかにもダイエット」的な歩き方って、見ていて、美しくないですよね。
そもそも、こういう歩き方をしている人は、続かないことが多い。
それは当然で、あくまで「痩せるために歩いている」から、楽しくない。
一方で、僕がおすすめしている歩き方は、もちろんボディメイク的歩き方です。
ボディメイクの違いは「プラス」であること。
ボディメイク的歩き方とは、美しい歩き方を身につけていくためのレッスンであり、
ストレスを開放し、心を満たして自分を豊かにするためにおこなうことなのです。
具体的に言うと・・・
・歩くことで気持ちも身体もスッキリすることを感じる
・自然体で身体に余計な力を入れず、より美しく見えるように歩くことを意識
・ふだんあまり意識がいかない空や風景を眺めながら歩く
・季節の風を感じながら歩く
・歩くことで全身のエネルギーをめぐらせて、余計なストレスを開放する
というように、「感じる」ことを重視します。
これは、歩くことに限らず、食生活やエクササイズなど、すべてにおいて、です。
ダイエットは、余計についた脂肪を落とす、燃焼させるために期間を決めて努力すること。
ボディメイクは、自分自身の「生き方、ありかた」を見直して、美しい自分を自然に保てるような自分に変えていく
「進化と成長のプロセス」
です。
この違いは、まだわかりにくいかもしれませんが、ムチャクチャ重要。
長期成功者は、このことをよくわかっています。
もちろん、短期的にはダイエットが必要なこともありますが、
ダイエットはどうしても、体重を減らすことが目的になりがち。
でも、数値に振り回されると楽しくないし、ストレスが増えるばかりになります。
長期的にみると、人生レベルで自分を変えるボディメイクに取り組んでいただく方が、美しく痩せるためには近道であることがわかります。
これから、何度も繰り返し伝えていきますが、
今後サロンでは、「ダイエット」でなく、ほぼ「ボディメイク」に統一して皆さんに提案していきたいと思います。